2月22日、苫小牧市高砂町にある正光寺さんで【お寺で白檀の香りを聞く会】が開催されました。
白檀(ビャクダン)というと「お線香」「お仏壇」「お寺」というイメージがありますね。
講師としてアロマセラピストのaiさんから、はじめに仏教と香りにまつわる歴史や白檀と仏教のかかわり、日本での仏教伝来と香りの変遷などについて、お話がありました。

仏教とお香はなんとなく結びつきますが、詳しいことはよく知りませんでした。意外にもとても深い結びつきがあり、日本の歴史、文化にも大きな影響を与えていたことがわかりました。
香りは嗅ぐものではなく「聞く」のだそうです。735年に鑑真和上が渡来し、日本に香料を持ち込んだことで花開いた、日本独自の香りの文化「香道」からくる表現です。

なんとも優雅で雅な感じがします。
講座では実際にそのままの香木の香りを聞いたり、アロマテラピーの説明を受けた後、サンダルウッド(白檀)の精油を用いて練り香水を作るワークもあり、楽しく充実した時間となりました。

むかわ町から参加した法成寺の住職、舛田那由他さんは「白檀自体は普段からとても慣れ親しんだものですが、知らないことも多くあたらめて勉強になりました」と楽しそうに練り香水を作っていました。

参加されたみなさんも白檀の良い香りで、穏やかな表情になっていました。
また機会がありましたら、ぜひ参加したいです。